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一筋の希望

ご協力のお願いです
※今回はわたくし個人としてのお願いになります

先日、日本シェパード犬登録協会(JSV)日本警察犬協会(PD)に個人として
「DMに関しての意見・要望」をメールで送りました。
数日後、JSVの方から、好感触なお返事をいただく事が出来ましたので、以下にメールを貼ります。
長いですが、お目通しいただき、皆様の協力をお願い出来ないでしょうか。
よろしくお願い致します。
++++++++++++++++++++++++++++++++++
以下、私→JSV宛のメール

日本シェパード犬登録協会(JSV)御中

突然のご連絡、大変失礼致します。
わたくし●●と申します。
20年前より複数頭のシェパードと暮らして参りましたが、2017年1月に最後の子を看取ってからは、他犬種1頭と暮らしております。
シェパードの魅力は格別なものがあり、またシェパードと暮らしたい気持ちは非常に強いのですが、その気持ちとは裏腹に、これまでのように迎えられずにおります。

と言いますのも、我が家の犬は3ー4月号会報に掲載されていた審査員会のコラムにもありました、
変性性脊髄症(DM)を発症し、3年の闘病の末に亡くなった為です。
また、この子を含めた同腹犬は次々に4頭がDMを発症しました。
(存命中の同腹犬はキャリアです)
そして皮肉な事に、長年、公私共に付き合いのあった訓練仲間のシェパードも当時、私の犬より1年半ほど先にDMを発症。
発症して約2年目の頃に、オーナー本人が他界してしまい、このDMの子を引き取り、一時は2頭のDMのシェパードの介護をしておりました。
同時期には、更に別の仲間のシェパード達も発症し、共に励まし合いベストな介護方法を模索して来ました。
愛犬亡き後も、このDMと言う病気の子達とその飼い主を複数見てきておりますが、
治療法もなく日々身体の自由が奪われ、長年に渡る介護と犬の進行に合わせて仕事を辞めざるを得ない方も少なくはありません。犬にかけられる物理的時間が少なければ犬のクオリティーは下がり、更なる悪循環に陥ります。
犬と飼い主の精神的、肉体的な負担は多大です。

前置きが長くなりましたが、このDM遺伝子検査が一般に実用化されだしたのが2012年からです。
これ以前に出生した犬達のDMを防ぐ事は不可能でしたが、現在は繁殖犬の遺伝子検査と
検査結果に基づいた交配相手の選択により、DMに苦しむ犬と飼い主さんは確実に減らせます。
私は次に迎える子にはED/HD検査とDM検査を実施し、全ての検査結果を包み隠さず見せてくださるところからの購入を希望しており、現在に到ります。
しかしながら、まだまだ勧んで検査を実施して下さる繁殖者様は少数です。
つまりはリスクのある繁殖が今現在も繰り返されていると言う事になります。
仮に繁殖犬がDM因子を持っていても繁殖ストップではなく、相手犬にクリアを選択する努力があれば、
少なくともDMに苦しむ犬とオーナーは無くせます。
国内のシェパード犬の血統の管理/統括している貴協会に何かしらのアクションを起こしていただけないものでしょうか。

これまでは、個人が協会に訴えても無駄だと考えて個人的にインターネット等で訴えて参りましたが、
コラムを拝見させていただき、また冒頭の会長さんのご挨拶文を拝見しましても、
「シェパードの健全性」の改善に向けて前向きに取り組まれる意欲を感じられましたもので、
何かしらの対策を取っていただけるのではないかと感じ、思いきってメールをさせて頂きました次第です。
また、DMは繁殖個体への検査の徹底と交配計画が一番の予防であり近道ですが、同時に実態調査も重要なものだと考えています。
現在は個々に遺伝子検査を行う愛好家が増えており、仲間内でも新たに発症/発症リスクのある子が出てきています。
今後、変異遺伝子を持った犬のオーナーさんが協会に報告する事で実態を把握していただき、状況によっては犬舎への検査実施の指導、注意勧告を行うのはシェパードの未来の為にも、愛好家を減少させない為にも急務なのではないかと感じております。
何とか、そのような体制を作り、対応していただけないものでしょうか。

お忙しいところ恐縮ではありますが、ご検討いただけますよう宜しくお願いいたします。

++++++++++++++++++++++++++++++++++

以下、JSV→私へのメール
●● 様

この度は、ご丁寧なメールを頂戴し、ありがとうございました。
長くシェパード犬と生活を共にされ、昨年変性性脊髄症によりご愛犬を亡くされたとの事、ご心情お察しいたします。
 変性性脊髄症(DM)に関しましては、当協会でも対策に取り組もうとしているところです。
先月号の審査員会コラムにも書かせていただきましたように、今からすぐにでも始めれば、決して遅くはないと考えております。
協会の会長はじめ、理事会でも議題に取り上げておりますし、繁殖指針団体でもある当協会にとって、見過ごす事の出来ない問題です。

具体的な進め方としては、まず第一に
この疾病に対する正しい認識を持っていただく事。
次に、検査の実施を積極的に推進していく事。
●●様が言われるように、実態調査をしっかりと行う事
の3点が不可欠かと思います。

これからも、会報やHPを利用して、遺伝子検査(DMに限らず)の重要性を発信していこうと考えておりますし、
検査の実施につきましては、現在家畜改良事業団と連携を取るべく、具体的な検討に入っています。
しかしながら、ここで一番の問題となりますのが、実態調査ではないかと思われます。
個人情報の守秘義務は当然の事ですが、やはりなかなか詳しい内容(血統等)を伺うことが難しく、実を申しますと大変もどかしい思いをする事があります。
いろいろな諸事情が絡んでくるのは十分承知しておりますが、
DMに苦しむ愛犬と飼い主様をすこしでも早く減らしていくには、皆様のご協力が不可欠です。

●●様のメールにありましたように、
DMアフェクテッド、DMキャリアの愛犬の飼い主様が遠慮なく協会にご意見なり、ご報告をいただければ大変助かります
勿論伺った内容は、協会内で統計をとる事のみに使わせていただきますので、ご安心下さい。
どうぞご協力を宜しくお願いいたします。

補足となりますが、協会では今月ドイツからDr.テルヘルム氏をお呼びして、EDHDの獣医師向けセミナーを開きます。DMとともに、EDHDも検査を推進して行く予定です。

返信が遅くなりまして申し訳ございませんでした。

JSV事務局 ●●●●●




返信にも書かれてあった通り、組織として積極的に対策を講じていただく為には私達オーナーの協力(声)が不可欠です。
まずは実態調査として、これまでに

◎DM遺伝子検査を実施されたシェパード(クリア、キャリア、アフェクテッド全て)を所有

◎遺伝子検査はしていないが症状からDMの可能性が濃厚であったシェパードを所有

されている(いた)皆さま

◎意見や要望がある方(意見だけでも数になるので良いと思います)


お手数ではありますが、個々にJSVへのメールもしくは電話でのご協力をしていただけないでしょうか。
これは非会員の方でも良いそうです。
メール苦手な方はお電話でも大丈夫との事ですが、結果の報告をしていただく場合、可能でしたら遺伝子検査結果の画像や血統書画像もご添付される方が信憑性があるのではないかと思います。(これは私の考えですが)

これ以上DMで苦しむ子とオーナーを出さないで欲しいと言う私達の願いが、
これから形となり実現していくチャンスであると思っています。
皆様のご協力、宜しくお願い致します。

――――JSVへの連絡先―――――
メール
info@jsv.ne.jp
電話
03-3816-7431
――――――――――――――――

ご意見はPDにも出して頂けたら更に良いと思いますが、こちらはまだ私の方にも何も返信はなく、
どのような対応になるのかは不明です。

メールを送るに至った経緯は追記へ↓

シェパードのDM問題についてはネット上では少しずつ取り上げられるようになってきましたが、
本来一番取り組んで頂かなくてはならない各協会や繁殖者には声が行き届いているとは言い難い状況で、
こうしている今も未検査によるアフェクテッド繁殖が続けられていると言う憂慮すべき状態です。
どうしたら良いものか・・・・
本来は犬種団体が率先して監督、対策してもらうのが最善なのですが。
私自身、最近までは協会がDMに関して動いてくれるなんて夢物語で、各協会に意見を言っても、どうせ無駄ではないか。
(失礼ですけど)
と、ずっと思っていましたし、個人で協会に意見を送るのはいささか勇気の要る事でしたが、
最近、健康問題に目を向け始めている様子のJSV、及びPDに今回僅かな希望を胸に、要望メールを送ってみましたところ、
JSVからは上記のようなお返事をいただけたと言う事で、皆様へのご協力の呼びかけになりました次第です。

※シェパードの血統書を主に「発行」しているのはPDとJSVなので、2協会に絞ってメールしています。

返信内の「家畜改良事業団」は調べてみましたところ、現在、「PD」「JKC」「JSV」「JCC(日本コリークラブ)」の
DNA登録(個体識別)の為の遺伝子検査を請け負っている会社のようです。
個体識別のDNA検査時に、疾患の同時検査が可能になるのだと予想しますが、実現すれば理想だと思います。

また、ED(肘)/HD(股関節)に関しても、ドイツSVに則った方法でのレントゲン検査に向けての取り組みが開始されているようですから、更なる期待をしたいです。



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| 変性性脊髄症(DM) | 16:11 | comments(1) | trackbacks(0) | TOP↑

COMMENT

シェア・拡散お願い致します。
【繁殖個体の検査は当たり前の事】であって欲しいですが、まだまだ当たり前には程遠い現状です。

DMは、発症そのものが遅い事もあって、

●早期に発症する遺伝疾患よりも更に蔓延しやすいであろう事。
(繁殖可能年齢にはアフェクテッド個体も見た目は正常な為、キャリアと交配をしてしまうリスクも十分ありえる)
●発症した時には、その両親犬自体の繁殖も既に現役を退いている事。
(つまり、時既に遅し。そしてその子孫がまた拡散の恐れ)

と言う問題があると思っています。

なので、シェパードをお持ちの方でも「うちは繁殖しないから検査する意味がない」と思っている方も多いようなのですが、
繁殖者が積極的に実施していない現段階においては
一般オーナーさんが各自検査を実施していく事で顕わになっていく事も多いと考えています。

繁殖者自身が動こうとしないなら、意識の高い、我が子同然と考えている一般オーナーから変わるしかないです。
個人で繁殖者にいうのは勇気が必要でも、その結果を踏まえ、今後、協会サイドが行動を起こしてくれれば、
未然にアフェクテッド繁殖を防げる確率は高くなると思いますので、意味のあるものになります。

今は、そのスタートラインに立てるかどうかの瀬戸際かなと。
シェパオーナーさん達の意識の高さと、ご協力次第になってくると考えています。
シェア・拡散歓迎です。
よろしくお願い致します。

| あんとす。 | 2018/07/15 10:45 | URL | ≫ EDIT















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